奨学金を返済できない若者が増えている?

奨学金の返済ができない若者が増えているのは何故?


金融業界の調べではお借入を最も多く利用している年齢層は20歳から30代前半のようです。以前の借金のイメージが変化してきている事でお金を借りやすいのかもしれませんが、実は奨学金の返済の問題も大きいようです。

奨学金制度は経済状況が厳しい家庭でも大学で学ぶための日本学生支援機構というところが行なっているものです。家庭環境がギリギリでも大学を卒業して少しでも良いところに就職して家計を助けるという夢と希望の制度です。

しかし、実際にはより厳しい状況に陥ってしまう若者が増えてきているようです。奨学金の月々の返済が難しくなってしまうのです。なぜでしょうか?思っていたよりも給与が少なかったり、就職まで時間がかかってしまって無職状態の期間が長引いてしまったり、また就職はしたものの職場の人間関係や仕事内容が合わず、すぐに会社を辞めてからそのまま無職を続けていたり。

そうなると奨学金の返済は当然厳しくなります。家族に頼むこともできない場合も多く、そうなると簡単に借金ができてしまう消費者金融などに手を出してしまうのは仕方の無いことかもしれません。

未成年の時点で数百万もの高額の負債を抱えてしまうのはとても気の毒とも言えますが、すべての若者が奨学金の返済が上手くいっていないという訳では無いので、甘えと言われても仕方の無い考え方の若者もいるのかもしれません。そちらにしろ子供は家庭環境を選ぶことはできないのも厳しい話です。

晴れて社会人生活を気持ちよくスタートさせたいのにいきなり数百万もの借金があるというのはとても負担になります。かといって、すぐに法律の専門家に相談するのも躊躇うでしょう。

とはいえ、奨学金の返済だけでなく金融業者からの借金が加わると、月々の返済はとても大変なことになります。相談するより簡単にできる借金を選んでしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。

「学生でもアルバイトでも借りれる!」通勤電車にはたくさんの誘惑があります。しかし借金をする前に、奨学金の制度を設けている「日本学生支援機構」に相談をするのが順序としては良いかもしれません。債権者として相談を受けるのは当然想定内でしょうから、代替案を用意してくれます。

月々の返済額を減らすこともありですし、一時的に返済を止めてもらうことも可能なようです。もちろんこれらの処置には審査があります。必要な照明書類を提出して、できるだけ負担が軽くなる救済措置を受けるのがよいでしょう。

もし、奨学金の返済ができず、滞納している状態が数ヶ月続いてしまうとどうなるのでしょうか?実は消費者金融や銀行への返済を滞納した状態と同じペナルティーを受けてしまうので気をつけましょう。

それは「信用情報機関」に事故情報として履歴が残ってしまうものです。これがいわゆるブラックリストです。こうなると社会人として誰もが持っているクレジットカードを作る事ができなくなります。また銀行のローンも組めなくなります。なぜなら銀行もカード会社も、この「信用情報機関」の情報を共有しているからです。

最悪な状態は差し押さえです。こうなる前に相談することを勧めます。奨学金から多重債務になってしまうと、もう「日本学生支援機構」とは関係なく手に負えなくなるので、そうなると法律の専門家に相談するしか道はないですが、そうなる前に手を打つのが良いでしょう。

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